DHAとは

公開日:  最終更新日:2017/04/04

DHAとは

DHAは、魚に豊富に含まれるドコサヘキサエン酸の事を指しています。DHAは必須脂肪酸で、身体の各細胞のエネルギー源やホルモンの材料として働いています。

人間の脳はおよそ半分が脂質といわれており、その5%をDHAがしめています。また脳の記憶を司っている海馬には、他の箇所の2倍を超えるDHAがある事が分かっています。脳にDHAが多く存在する事から、DHAは頭を良くする成分としても注目されています。

さらに、最近ではDHAには脳に影響を与える以外にも、いろいろな効果があります。現在では、食生活が大きく変化して魚を食べる習慣が昔より減ったと言われています。魚を食べる人と比較して、食べない人の生活習慣病の増加は多い事が分かっています。魚を食べる習慣と生活習慣病を発症する関係は、魚に含まれているDHAやEPAが大きく関わっています。

脂肪酸の種類ついて

脂肪酸には、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸の種類があります。不飽和脂肪酸の中には、体内で作りだす事ができない物質が存在します。その為、食品などで体外から摂取する必要があります。

それは必須脂肪酸と呼ばれており、オメガ3とオメガ6に分類されています。オメガ3とされる脂肪酸は、細胞が正常に機能する為に働いています。オメガ6の脂肪酸も身体にも欠かせないのですが、現在の食生活ではオメガ6の脂肪酸を取りすぎる傾向にあると言われています。オメガ3とオメガ6の脂肪酸はたがいにバランスを取りながら働いているので、オメガ6だけが増加すると生活習慣病や脳の機能低下につながるとされています。

オメガ3とオメガ6の摂取量のバランスは、一般的に1対4を目安にしましょう。オメガ3であるDHAやEPAは、青魚などに多く含まれています。オメガ3のリノレン酸は、えごま油などの豊富な含有成分になります。コーン油やサラダ油などの豊富な含有成分オメガ6の脂肪酸は、リノール酸が代表的です。

DHAの特徴

DHAはドコサヘキサエン酸という成分で、魚に豊富に存在しているオメガ3脂肪酸です。DHAは人間の身体内で作り出せないですが、人間の体を構成する成分の大切な一つです。

その為、人間にとって不可欠な必須脂肪酸になります。DHAはさらさらの油で、学習や記憶をつかさどる脳の働きや健康を維持する為に特に重要な働きをしています。DHAを摂取する目的は、生活習慣病が気になる方や健康維持に努めたい方、集中力や記憶力を高めたい方など幅広いです。

EPAの特徴

EPAは、エイコサペンタエン酸という成分で青魚が多く含んでいます。EPAは、DHAと同じく人間の身体内に不可欠な必須脂肪酸となります。

特に、血液の循環などを維持する働きが大きいです。その為、脳梗塞を心配されている方や高血圧を気にされている方には最適な成分となります。また、将来の為に健康を維持されたい方にも注目されている成分です。

DHAとEPAは必須脂肪酸

DHAとEPAは、人間の身体を構成する必須脂肪酸です。母乳にもDHAとEPAが豊富に含まれています。必須脂肪酸は身体内で作れないので、食べ物などから摂取する必要があります。

食べ物などから摂取する脂肪には、飽和脂肪と不飽和脂肪が存在します。不飽和脂肪は善玉脂肪と呼ばれており、心臓や循環器、脳などのさまざまな細胞に働きかける成分です。善玉脂肪は身体内で生産されないので、食事や健康食品から身体内に摂り入れます。

これらは、コレステロール値を下げる働きもしています。また、一部の不飽和脂肪酸は脳の機能を高める効果もあります。DHAは、脳の海馬や膜に豊富に存在する事が判明しています。

またDHAとEPAは、目の健康やアレルギー改善にも作用するとされています。現代魚を毎日食べる方は、非常に少なくなっています。その為、食事で摂取できないDHAとEPAを効率的にサプリメントや健康食品で摂取していきましょう。

DHA・EPAは血液をサラサラにしてくれる

魚を多く食べる習慣がある方は、心筋梗塞や動脈硬化などの生活習慣病が少ない事がわかっています。それは、魚に多く含まれるDHAやEPAが血液をサラサラにしているからです。血がどろどろの状態が継続すると、赤血球などの血液中成分が柔軟性を失い血流が悪くなります。すると、心臓は全身に血液が回るように活動量を増加させます。

これが、高血圧の原因のひとつです。そして血がどろどろの状態が長く継続すると、全身の細胞に栄養分や酸素がいきわたらない事でさまざまな病気を引き起こす原因にもなります。DHAには赤血球などの血液中成分を柔らかくする働きがあり、EPAは血管の中で血小板が固まってしまうのを防ぐ効果があります。

また、DHAやEPAをあわせて摂取すると血流改善効果がより高まります。しかし、DHAやEPAは身体内で作る事ができないので、食事などから摂取しなければなりません。

DHAにはさまざまな効能がある

DHAには、動脈硬化を誘発するコレステロール値が高まるのを抑制する働きがあります。また、DHAは中性脂肪を低下させる効果もあります。通常食事で摂取した食べた物は、体内で分解されエネルギーとして利用されています。

しかし、摂取カロリーより消費カロリーが少ない場合は、余ったエネルギーが肝臓で中性脂肪に合成されて身体内に蓄えられてしまいます。また、DHAは肝臓で中性脂肪が生成されるのを抑え、血液へ中性脂肪が排出されるのを防ぎます。

その為、血液中の中性脂肪が増加される事も防ぎます。DHAは、他にも学習能力・記憶力の向上や視力低下の抑制、動脈硬化予防効果などもあります。また、運動能力の向上や認知症の改善・予防、アレルギー予防などの作用もあると言われています。

毎日の生活にDHAやEPAを取り入れて健康的な生活を送っていきましょう。また現在生活習慣病で悩んでおられる方も、積極的にDHAやEPAを食事や健康食品から摂取していく事が大事です。

DHAのアレルギーへの働きかけの効果

シクロオキシゲナーゼは、アトピーなどのアレルギーや関節病などを悪化させるプロスタグランジンE2を作り出します。DHAは、このシクロオキシゲナーゼがプロスタグランジンE2を作りだすのを阻害する作用があります。

またプロスタグランジンE2は発ガンにも関係しているので、プロスタグランジンE2を抑制するとガン予防にもつながります。

DHAの運動能力を高める効果

DHAやEPAには、運動能力を向上させる作用もあると言われてます。それは、DHAによって血流が改善されると、細胞へ酸素や栄養素が届きやすくなる為だとされています。

また、筋肉中に蓄積される疲労物質の乳酸がデトックスされるのを助ける効果もあります。すると、疲れが残りにくい体質へと変化していきます。DHAを長距離走の選手などに積極的に摂取してもらう実験の結果では、タイムが短縮されたという結果もあります。

DHAの認知症の改善・予防効果

DHAは、脂肪酸のなかで血液脳関門を通ることのできるただ1つのの成分です。その為、脳が活動する為には大変重要な働きをする成分となります。脳のなかでも、特に学習や記憶力に関する働きをする海馬に多くDHAは含まれています。DHAは赤血球や細胞壁を柔軟にするので、脳へ十分な酸素と栄養が届けられる事にも関係しています。

これらの作用から、軽度の認知症や物忘れなどの改善にはDHAの摂取が有効だとされています。DHAには集中力を持続する効果もあり、落ち着きを持たせてくれる作用もあります。特に、強いストレスを感じた際には攻撃性を緩和するとされています。これらの事から、ストレスによって受ける精神的な負担のケアに大きな期待を持たれています。

日常生活にDHAを取り入れて、さまざまな悩みを解決して健康的な身体を作っていきましょう。DHAは人間の身体内では作る事ができない脂肪酸ですので、食事や健康食品から摂取していきます。

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